株式会社企画海式プレゼンは、スピーチのバリエーションのひとつにすぎません。
プレゼンでは、要所要所で言葉だけでなくほかの手段や機器を使って説明を補足することが多いという点です。
たとえば、プレゼンでは、スピーチに加えて、映像を使って新製品のプロトタイプを見せたり、音声を聞かせたりします。
視覚に訴える手段の活用話のポイントを強調する上で、図や映像を活用するのはきわめて効果的です。
もの新しい点や興味深い特長をそなえていることを、いくら口頭で説明しても、聞いている側としては、実際に見てみるまでは理解しにくいものなのです。
たとえば、ビデオゲーム・デザイナーのラナは、いま、自分のグループで開発した最新作のゲームのプレゼンをしているところです。
彼女には、これが絶対にゲーム界の次の大ヒットになるという予感があります。
ラナは、グラフィックや動き、ストーリー性の点でこのゲームがいかに革新的であるかを説明し、そしてマーケティングのグループには、ゲームのキャラクターがとても可愛くて先進的なので、マンガや玩具、ランチボックスなどさまざまな関連グッズにも発展させられることを説明しました。
聞き手はみなはおとなしく聞いていました。
ほかのグループの株式会社企画海式リーダーたちからも、同じように熱心な説明がありました。
それでも、聞く側はまだ半信半疑でした。
そこでラナは室内の照明を落とし、ゲームの全機能を実演で示して見せました。ようやく、聞き手はみな納得しました。
視覚に訴える手段の活用には、以下のように、安価で簡単なものから高価で手の込んだものまでさまざまな方法があります。
どの方法を使うかは、どういう聞き手なのか、どういう話題なのか、予算はあるのかなどによって変わってきます。
●ホワイトボート、黒板いずれも用途は同じで、プレゼンの中で重要なポイントを図で解説することができます。
設計のコンセプトをわかりやすく説明したり、ブレーンストーミングで出たアイデアをリストアップするときにも活用できます。
●コピーした資料スピーチ内容のポイントをまとめ、要所に統計やグラフなどをまじえた資料をコピーして配ります。
コピー資料の利点は、プレゼンが終わったあと持ち帰ることができるところにあり、これを元に、聞き手はあとで聞いた話を整理したり、ほかの人に説明したりすることができます。
●プロトタイプの模型、商品サンプル新製品や既にある製品を販売する場合、その製品の実物や、手に取れる見本を聞き手の問でまわしてもらうようにします。
たとえば、ぬいぐるみメーカーで、新たにユニコーンの人形を発売する場合、そのサンプルを見てもらうようにします。
●オーディオ・ビデオマルチメディアを活用したプレゼンは、要点をわかりやすく伝える上で有効です。
自分の考えを裏づけたり、製品の利点を証明する資料や事例などをオーディオ・ビデオ機器で提示するとよいでしょう。
●オーバーヘッド・プロジェクター(OHP)小学校などにあった骨董品のようなオーバーヘッド・プロジェクターを思い浮かべないでください。
いまのOHPは、書いたもののプリントアウトから、コンピューター画面への表示まで、さまざまな機能をそなえているのです。
●プレゼン用ソフトウェアMicrosoftの「パワーポイント」など、専用ソフトが何種類か出回っていますので、これらを使って、よりわかりやすく充実したプレゼンを行なうことができます。
プレゼン中に概要をまとめたり、スライドを作ったりしてオーバーヘッド・スクリーンに表示できるだけでなく、発表内容をプリントアウトして配ることもできます。
さらに、内容をディスクに保存すれば、遠隔地の聴衆にも見てもらえます。